トルコリラ円のトレード6/9東京時間
6/8の夜NYでペソ円、ランド円、カナダ円などの一部を残し大半のポジションを畳んで撤退した。
代わりにユーロドルやドルカナダといったドルストレートをドル売り側に入って見たのだが、これはイマイチ上手く行かなかったようでまるで伸びず小レンジの上限でロスカットとなっていた。
翌朝になり9時過ぎにドル円は一瞬上を伺うが失速、これ自体は非常に良くある展開だ。上に抜けるならついて行こうかとも考えたがそれは流石に厳しいようで今のところレンジを形成する流れとなっている。
ここからはどこまで続くか分からないが微妙な調整フェイズという事になる。円安トレンドがあまりにも強いので多少の調整フェイズである可能性が高いのに売りで望むのも難しいというか利幅が薄い
。そこでトルコリラだ。
日本の短期トレーダーは円安トレンドの逆張りで捕まってる勢もそこそこいると聴くが、トルコリラに関しては買いで捕まってる者が多いだろう。ソースは調べる程でも無いがそこそこいる事自体は間違いない。
リラ円の15分足
リラ円は等間隔の下降チャネル内を推移しているが、クロス円が高値圏で推移する中全くブレずに下げ続けているのが分かる。
対円では今のリラ円だけは安心して売れる通貨だという事だ。大口はこんなところに資金を入れない訳だしズルズル下げるのみの通貨となっている。たまに反発する事もあるが長くは続かないし値幅自体も限定される。
なのでドルリラはドル高の状況でも使えるし、リラ円は円高フェイズにおいては扱いやすい通貨と言えるだろう。
スワップ狙いでこんなものを触ってはいけない。やるなら異業者間スワップのサヤどり限定だが、売る方が期待値は遥かに高い。売りスワップが安い業者をその為だけに使う準備をしておいた方が良い位だ。
円安トレンドが再開したらドルリラがまた上がる。リラ円に関しては避けるべきで、スワップ狙いでもせめてランド円やペソ円にしておくべきだろう。
今の円安加速というのは単純な話円を積極的に買う主体が存在しない事だろう。当たり前だ、インバウンドも排除してかつ難色を示しているのだから。選挙前にインバウンドでコロナ肺炎患者が増えるというのは避けたいのだろう。日本も中国と似たような状況という訳だ。
まあそんな事はトレーダーにはどうでも良い事だ。