6/20からの週だが月曜日はNYはお休みという事だが為替相場の方向性はどうなるのか?について考えてみよう。
NYは月曜日が本日月曜日が休みに金曜日でクローズしてドルに戻す動きがあったのではないか?と勝手に思っているのだが、月曜日になってドルが買い上がられる事も特に無く週明けはとりあえず大した動きも無くクロス円が多少買われる程度の動きだった。
ドルストを週跨ぎした私としては不愉快な損切り地獄となった。
まあそれはさておき次の相場はどうだろう?といった話だ。
ファンダメンタル面で大きく変わったのはスイス中銀が利上げし、
通貨安になるなら外貨売るぞと方針転換した事位だ。
私は知らなかったのだがスイスはGAFAMなどの米株をそこそこの数持ってるそうだ。
為替市場においてそのスケール感がどの程度なのかも良く分からないが通貨高をお望みだという事だけは良く分かった。
そういった事も含めてマーケットは通貨安競争が一転して通貨高競争となっている。
米国も日本のように株がそれ程家庭に影響を与えないのであればもっと大きく利上げしたいのだろうが難しいところと見える。
FRBもややこしい言い方をせずにこのようにはっきりと言えば良いのだ。
主要通貨では円やリラを除けば大抵の国が概ね金利を上げていく方針でいるので、日本人としては基本的に円売り方向が超長期のトレンドだと思っておけば良いのだろう。
ただしトレンドに対して逆行する時の値動きは大きくなるという事は株などを知ってる人はご存知かと思う。山高ければ谷深しで調整も大きくなるという事も念頭に置いておくべきだ。
ドル円は今後も上がっていく可能性は高いというのは確かだが、それまでには調整が何度も入る訳だし上げ幅が大きければ大きい程調整も大きくなるという事だ。
小さな調整を利益にする事は難しいが大きな調整は短期足では大きなトレンドとなっている訳なので利益にし易いのだ。つまりは大きく動いてる時は往復で利益にする機会が多いと思って良い。
ロスカットが出来ないタイプの人はメイントレンドに逆らうとあっさりと破産する事にとは思うが、その人はどんな相場でも遅かれ早かれ破産退場となるので論じても仕方ない。
安易な逆張り売りは厳禁との声は良く聴くとは思うが、確かに何も考えずにやるのは厳禁だ。
ただし売りも買いも両方の視点を持つ事は本当に大切だと思う。
メインのトレードを買いで固定するとしても、売りは低ロットやなんならデモトレードでも良いから取り組むと良いだろう。
そうやっていく事で逆張りの思考も身につくと思うし、押し目はどこまでかという押し目買いの思考も見えてくる。勿論買ってる時の利益確定や損切りも上手くなる。
株のプレーヤーなどに見られる買い専門のお祈り投資は一番ダメな養分思考だ。
売りも買いもニュートラルに考える事でどちらも上手くなれると思って欲しい。
出来るけどやらないのは別に良いが、出来ないのに無駄なディスりや苦手だから・・等は論外だ。
これらはあくまでトレーダーに限る。
投資家であれば値動きで一喜一憂する必要は無いのだが。